こんにちは。
Football Management Group代表の坂本です。
前回に引き続き、「サッカー選手の移籍」について書いていきたいと思います。
前回、選手の移籍が許される期間として、
年に2回、「登録ウインドー」と呼ばれる期間がある事を学びました。
それでは具体的に、日本のJリーグにおける「登録ウインドー」を見てみましょう。
2018年1月5日(金)~3月30日(金)第2登録期間(ウインドー)
2018年7月20日(金)~8月17日(金)
- Jリーグニュース「2018シーズン追加登録期限について【Jリーグ】」より抜粋
今シーズンの登録ウインドーは、初回が年初の1月5日から12週間、
俗に、「冬のウインドー」などと呼ばれており、
登録期間も長く、多くの選手が移籍する期間と言えます。
一方、2回目は今月20日から4週間、設定されています。
この「夏のウインドー」はシーズン中であること、
また登録期間が短い事もあり、冬ほど選手の動きは多くありません。
例えば、川崎からジュビロ磐田に電撃移籍した大久保嘉人選手。
既に磐田での練習に合流してはいるものの、
登録ウインドーはまだオープンになっていません。
従って、W杯明けの初戦となる7月18日(第16節)の段階では、
まだ磐田の選手として登録ができないため、試合には出場できません。
登録に不備がなければ次節、7月22日から試合出場が可能となるのです。
夏の移籍には、時間的な制約やシーズン途中での合流という課題があり、
成立しにくい傾向にあります。
ただ、シーズン前半で生まれたチームの課題を埋める手段としては有効で、
そのためにはクラブと選手、そしてエージェントが協力が不可欠なのです。
次回は「選手の国際移籍」について、
欧州各国の事情も踏まえて、考えていきたいと思います。
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(つづく)